LaVoceOrfica

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こちらでは、WM(ウェッブマスター=ホームページ管理者)のHP管理にまつわる苦労話やつぶやき声を順次掲載します。また、この際、「すばらしい」と感じたものを、食べ物から音楽まで掲載しましょう。少しでも皆さんの参考になれば幸いです。 (2009.12.09更新)
また、ヴォーチェが練習などに使用している便利グッズを紹介します。【便利グッズへ】
ご意見やアドバイスをお寄せください。

21.感動もののおいしいビール (2009.12.09)
20.お勧めコンパクトデジタルカメラ Fuji FinePix F30 (2006.11.11)
19.MacBookProのキーボード入力の修正方法 (2006.6.1)
18.MacBookProでのWindowsXP使用レポート (2006.5.5)
17.マッキントッシュへ乗り換え ブートキャンプ (2006.4.23)
16.よいCDをより安く
15.オーディオへのいざない(3) (2005.3.13)
14.オーディオへのいざない(2) (2003.5.25)
13.オーディオへのいざない(1) (2002.11.26)
12.ADSLをより早く使うために (2002.04.23)
11.音楽をいい音で聴くために (2001.09.01)
10.知って得するコンピュータ小ワザ集 (2001.03.01)
9.いよいよ家庭内LANのスタート (2001.02.01)
8.インターネット・セキュリティソフトのお勧め (2001.01.02)
7.無料メールのお勧め (2000.11.01) 
6.プレステ2(PlayStation2)の入手(2000.5.20)
5.Windows2000へのチャレンジ (2000.02.11-11.04一部更新)
4.ディスプレィについて (2000.02.11)
3.音楽ファイルの作成環境について (99.12.04)
2.ハードディスク増設悪戦苦闘秘話 (99.11.01)
 ・その1 増設の経緯
 ・その2 パーテーションが分からない
 ・その3 無駄に終わったWindows98のクリーンインストール
 ・その4 落としどころ
1.WMの使用コンピュータ環境 (99.10.17)

21.感動もののおいしいビール

ヴォーチェは、全国の仲間に助けられて音楽活動を続けています。そんな仲間の一人に盛岡市在住のK.K氏がいます。なかなかのくせ者で、いいものをたくさん知っています。
先日、彼がすばらしくおいしいと感じたという地元のビールを送って下さいました。
銘柄は「BAEREN」(ベアレン)。かなりの歴史を持つ老舗らしいのですが、このクラシックラガーがすばらしい!
これはおいしい!! 
世の中には知らないで過ごしているものがたくさんあるのですね。たまにベルギービールを飲むと大変おいしく感じますが、コクというかうま味というか、すごく深いのです。ビール好きの方は、WEBの通販で是非一度お試しあれ。


20.お勧めコンパクトデジタルカメラ Fuji FinePix F30

 今回は、私お勧めのデジカメです。それは富士フイルムの「FinePix F30」。
 お勧めの理由は、ズバリ抜群の使いやすさと580枚に及ぶバッテリー寿命。

<以前の機種 F10のレポート>
 この機種の前作であるF10を1年半使い続けてきました。その間、バッテリーの寿命(F10は500枚)、ISO感度1600の超高感度を活かした暗い場所での撮影自由度と画質の良さで、他社製品を大きく引き離していると感じてきました。

 よくよく考えてみると、よほどの写真マニアでないと、日中の屋外撮影は常時行いませんね。もちろん旅行の時などは昼間から写真を撮りますが、そんなのは年に何回もありません。
 それより普通の方にとって、普段から圧倒的に多いのは薄暗い室内での撮影ではないでしょうか。屋内は明るく感じていても、実は昼間の屋外(太陽光下)とは比較にならないほど暗いのです。

 私の場合は、毎日の夕食の記録や友人宅や来客時のスナップ、練習場所やステージ周りでの記録写真、パソコン関係の写真撮影など、カメラにとっては薄暗い屋内での撮影ばかり。
 そんな屋内での写真撮影が圧倒的に多いなら、絶対FinePixのFシリーズですね。

 もちろん、仕事でF10を使って屋外のイベント風景もたくさん撮りましたが、晴天下はもちろん、薄暗い場所でもストレスなく使えました。レンズの描写力(ひずみが少なく、画面の周辺もきっちり写ること)もたくさんのWEBページで絶賛されています。
 また、すぐに動画撮影に切り替えられるので、ちょっとした場所の雰囲気を動画記録するのも簡単。

 そして、その際のバッテリーの持ち具合も圧倒的です。ずっと充電せず長期間にわたり使い続けてもバッテリー残量に気遣いなく使い続けられるのは、日常ユース用の機器としてすごいことだと思います。

 以前はNikonのCoolPix900や、Panasonicの小型で超望遠の手ぶれ補正カメラ「DMC-FZ2」を使用していました。しかし、ちょっと暗いところでは画像がザラザラで、バッテリーもあっという間に切れてしまい、いつも不便を感じていました。

 F10購入以来、様々なメーカーから人気機種がたくさんでましたが、店頭で比較する限り、F10以上の使い良さを感じる製品はありませんでした。


<F10からF30へ>
 そこで使い続けてきたF10ですが、いくつか不満だったのは、露出補正がすぐできないこと。

 「露出補正」とは、明るいところは明るく、暗いところは暗いまま撮る機能のことです。 カメラは自動露出補正でいつでも平均的な明るさにしてしまいます。ですから真っ白い雪を撮るつもりが自動だとグレーの雪になってしまいますし、薄暗い雰囲気を出したいのに自動だと明るく写ってしまいます。

 F30は、・この露出補正がボタン一つでできることと、・フラッシュ撮影時の白飛びが起こらない「iフラッシュ」機能が搭載されたこと、・さらに撮影枚数(バッテリー寿命)も500枚から580枚に延長されました。

 特に、フラッシュを弱めに焚く「iフラッシュ」は、今までフラッシュ撮影を避ける理由だった、のっぺりした白飛び写真ではなく、ちょうど良い雰囲気の写真にしてくれます。よくぞこのような機能を入れてくれました。感謝。

 値段的にも2万6千円程度(2006.11現在)とこなれてきたので、ついにF30に買い換えました。

 メーカーに望む改善点は、広角28mmから使えるようにしてほしいこと。普通のユーザーは、屋内では、ほとんどズームの広角側で使うことが多いと思います。F30は、広角側36mmからですが、屋内では28mmが是非ほしいですね。
 この点だけでいえば、パナソニックやキャノンに28mmからのズーム機がありますので、そちらがお勧めとなりますが、暗いところでの使い勝手など総合すると、やはりF30がお勧めですね。


<ユーザーの視点から>
 今回の記事は、まるで富士フイルムの回し者のような書きぶりになってしまいましたが、このページでは、自分が使ってほんとに良かったと思えたものを、週刊誌のような「よいしょ記事」ではない視点でちゃんと伝えることが目的ですので、あしからずご了解ください。

 パナソニックやキャノン、SONYなどは圧倒的な広告量でベストセラーを作り出していますが、本当に屋内や遊園地などで気軽に良い画質の写真をたくさん撮りたいなら、絶対この機種をお勧めします。


19.MacBookProのキーボード入力の修正方法

 MacBookProでWindowsXPを利用する時の問題点として、キーボード表示と入力される文字が異なることを挙げました。

 この問題は、次の方法でキーボードのドライバーを変更すると一部を除きほぼ修正できますのでお試しください。
 なお、作業は、念のため現時点での「システムの復元ポイント」を設定し、万一の時は復元できるようにして自己責任でお願いします。

マイコンピュータを右クリックし、「プロパティ」から 「ハードウエア」を表示
「デバイスマネージャ」を選択
「キーボード」の+マークをクリックし「HIDキーボード」を選択
「HIDキーボード」を右クリックし「ドライバの更新」を選択
「ハードウエアの更新ウィザードの開始」で「いいえ、今回は接続しません」のラジオボタンを選択し「次へ」をクリック
「一覧または特定の場所からインストールする(詳細)」のラジオボタンを選択し、「次へ」をクリック
「検索しないで、インストールするドライバを選択する」のラジオボタンを選択し、「次へ」をクリック
「互換性のあるハードウエアを表示」のチェックをはずし、「次へ」をクリック
製造元「ALPS」を選択し、モデル「ALPS Japanese USB Keyboard」を選択し「次へ」をクリック
10 ここでインストールを続けるか警告画面がでますが、「はい」を選択

 これでドライバーが変更され、再起動後、キーボードの特殊文字も表示どおり入力できるようになります。 心配していたイジェクトキーもそのまま使えました。
 外付けのUSB日本語キーボードも同じ方法でドライバーをALPSに変更すれば入力環境が修正されます。

 ただし、本体のキーボードでは「¥」と「ろ」のキーは使用できませんでした。 ですから「¥」や「_(アンダーバー)」を打つ場合は、ATOKに単語登録*しておく必要があります。
 *(ATOKを起動して登録したい文字を選択し、Control+F7で読みを入力)
なお、外付けのキーボードの場合は、「\」や「_」を入力できます。
 

【補追】
Appleのサポート「Discussion Boards」の参考情報も大変役に立ちます。私は次の方法で右側文字のdelete(削除)をF12キーに割り付け、本体キーボードだけでほとんど不自由なく使えるようになりましたので、以下引用します。

なお、これでも「¥」と「ろ」のキーは死んだまま(無反応)ですので予めご了承を。
 
>あと私の課題は、入力の右文字を消すdeleteキーが効かないので何とかすること。
 
という課題でしたが、Windowsのフリーソフトに「Change Key」というソフトがあります。http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hardcust/keyboard/changekey.html
 
このソフトで、重要な機能が(たぶん)設定されていないF1キーに「全角/半角」を、F12に「delete」を割り付けることで解消しました。
こうすることで、本体キーボードで、日本語起動のオン・オフと、デリート(カーソルの右文字削除)が割り付けられました。
deleteをF12に割り付けておくと、Backspaceと近くで使用できますので便利です。
なお、元々の「delete」表示のバックスペースキー(キーの左側を削除)はそのままにしています。
 
また、F1を「全角/半角」キーに割り付けておけば、ATOKやIMEで一々キーの割付を行うカスタマイズしなくても済みます。(スペースキーの右の、Windowsでは使わない「カナ・かな」キーに「全角/半角」キーを割り振ろうとしましたがうまくいきませんでした。)
 
些末なご報告ですが、Windows使用時のキー不一致の不具合でお困りの皆さんの参考になれば幸いです。



システムの復元ポイントの設定方法

・「プログラム」を表示 →「アクセサリ」 →「システムツール」 →「システムの復元」をクリック
・「復元ポイントの作成」のラジオボタンを選択 →「次へ」 →簡単な説明を入力 →作成

システムの復元のしかた
・上記手順で「コンピュータを以前の状態に復元する」を選択 →「次へ」
・具合が悪くなる前の直近の日付か、自分が作成したポイント(日付)を選択し指示どおり復元する


18.MacBookProでのWindowsXP使用レポート

 我家のメインPCは、マックブック・プロ(Mac Book Pro)になり、ウインドウズ・パソコンとマッキントッシュ・パソコンを1台のノートで利用する状況になりました。
 これを実現するブートキャンプ(Boot Camp)の導入方法については、様々レポートされていますので、今回は私の環境で利用できた周辺機器や、使用に当たっての注意点・問題点をレポートします。

1.ブートキャンプ WindowsXPでの周辺機器の対応状況

周辺機器 作動状況 備  考
Windows
XP
MacOS
X
19インチ液晶モニタ
Princeton
 PTFWD-19
MacBookProは、モニターのデジタル出力端子があるので、19インチ外付けモニターに接続し、マルチモニターで使用しています。
MacBookProの画面は小さく目が疲れるので、ほとんどの作業は19インチ外付けで行っています。
この機種は、入力がアナログとデジタルの2系統(RGBx1/DVIx1)あり、パネル前面のスイッチで簡単に切り替えできますので、古いPCとMacBokProの両方で使用しています。
MVPパネル使用の三菱OEMのようですが、2005年12月末に29,000円で購入しました。私はゲームやDVDなどの映像ではほとんど使用しないので応答速度25ms程度で十分と思って、画質がよく安いこの機種を購入しました。
しかし、画面スクロール時に文字が残像でとても見にくくなってしまいます。やはり毎日使うものなので、多少高くても応答速度が8msくらいの速いものを購入した方が良かったと少し悔やんでいます。
USBオーディオインターフェイス
 Roland UA-30
UA-30の外箱には、対応OSとしてWindows98しか表示されていませんが、WinXPでもMacOSXでも利用できます。
USB外付けキーボード
ELECOM
 TK-U89MPBK
初期のドライバでは、外付けのWin用日本語キーボードを使用しても特殊キー配列が修正されませんでした。
例:「@」はShift+2、「+」はShift+へ、「:」はShift+れ、「*」はShift+8 など
ただ、日本語入力オン・オフの「半角/全角」キーが使用できるので、使い勝手がすごく良くなります。
なお、別記の方法でドライバを変更すれば、ほぼ問題なく使用できるようになります。
プリンター
CANON
 MP500(USB接続)
ただしMacOS使用時は、LAN共有で、他のWindowsXPパソコンからは、共有プリンターとして利用することはできません(私が設定の仕方が分からないだけかも)
USBマウス
 AppleMightyMouse
左右クリック用のボタンはないが、右クリックができ、スクロールも上下左右可能なマウス。Winではスクロールが上下しか使えなくなります。
また、時間がたつと右クリックしても左クリック状態になってしまうので一度交換。その症状は今でもたまに出るので元々信頼性が低いのかも。
IDE-USB2.0変換器
NOVAC
 NV-UA1000 
デスクトップパソコンのHDDやDVD-RAMなどをUSB2.0で外付けで使用できるようにする変換器です。
対応OSはWindowsだけかと思ったらMacOSXでも利用できました。
IDE-USB2.0変換器
DECA
 IDE-235US
こちらは最近購入した激安商品。店頭で980円で売っている場合もあります。この値段で12Vのデスクトップパソコン用の4PIN電源アダプター付きですので、電源アダプターを入手したと思って購入しました。
この装置も、Macで無事作動しました。
外付けeSATA用カード
玄人志向
 SATA2E2-EC34
ExpressCard/34タイプの外付けeSATA2対応HDD増設用カードです。人柱覚悟で購入しましたがWindowsXPで無事認識。
他の掲示板にも掲載しましたが、すごいパフォーマンスを発揮します。

(2006/10/16 補筆)
MacOS]は、10.4.7以上について、新たにドライバーが提供されるようになりました。
参考情報(玄人志向のHELP ME ! BBSの投稿で紹介されています。)
リンク先にある「 SiI 3132 32-bit universal Mac OS X 10.4.x BASE Driver」から入手します。
ATAPI内蔵型
DVDーRAMドライブ
I・O DATA
 DVR-ABM16C
(for Windows)
(2006/10/16 追記)
この機種は、カートリッジ型のDVD-RAMも使えるスーパーマルチドライブです。内蔵型で一応Windows専用と記載されています。
古いPCから取り出して、上記IDE−USB2.0変換器でMacBookProにつないだところ、無事WindowsXPで外付けドライブとして動きました。
ところが、そのままMACを立ち上げ、DVDドライブとして利用してみたら、MAC OS]でちゃんとDVD再生とDVD録画ができました。IDE内蔵のままではMACで動かなかったかもしれませんが、USB変換器を介したためかもしれません。ラッキー!

2.WindowsXPでの利用に当たっての注意点、問題点

WindowsXPで利用時の主な問題点 概  要

キーボードの特殊キー配列の混乱
(一部修正可能)
ノートのキーボードでも外付けWIN用キーボードでも、基本文字は問題ありませんが、特殊文字の割り当てが表示と異なり、入力時混乱します。
例:「@」はShift+2、「+」はShift+へ、「:」はShift+れ、「*」はShift+8 など
ただし、キーボードのドライバを変更することで、ほとんどのキーは表示どおりに入力できるようになりました。これについては別項に記載しました。Appleのディスカッションボードも参考にしてください。

日本語立ち上げキーがない
(対応可能)
ノートのキーボードには「半角/全角」キーがないので、いちいちマウスで起動、終了を行うことになります。外付けキーボードを利用する一番のメリットはここです。
補筆:その後、私の使っているATOKでは、キーカスタマイズでF12キーにON/OFFを割り付けましたので、簡単に起動、終了ができるようになりました。IMEも同様の設定でOKのようですね。

トラックパッドのタッピングが効かない
MacOSでは二本指でなぞるとスクロールができ、タッピングするとクリック扱いになりますが、WindowsXPではスクロールやタッピングによるクリックもできません。

時計が毎回狂う
(対応可能)
MacOSXからWindowsXPに戻ると、PCの時計が9時間狂ってしまいます。
このため、時計を修正しないでファイルなど書き換えると作成時間が異なって記録されてしまいます。関連記事
修正は、「設定」→「コントロールパネル」→「日付と時刻」を選択し、「インターネット時刻」のタグで「今すぐ更新」をクリックします。(「日付と時刻」のショートカットをデスクトップに置くと毎回簡単に修正できます)

(2006/6/10補筆)
フリーソフトの「AdjustClock」を使用すると、MacからWindowsXPに戻ったとき、またはWindowsXPを起動したとき自動的に時刻修正をしてくれます。
この時、設定画面で「300秒以上の誤差は修正しない」のチェックを外してください。Macから戻ったときは32,400秒(9時間)の狂いがあり、チェックを外さないと修正してくれません。

(2006/10/16補筆)
BootCampのVer.1.1.1で時計が自動的に修正されるようになりました。

本体が異様に熱くなる
高級感のあるアルミボディは放熱の機能も併せ持っているので、ボディが熱くなるのはやむを得ません。
ただ、WindowsXPでは、CPUの省電力機能が働かない(他のレポートからの引用)ためか、MacOSXで使用時は、HDD温度センサーで40℃くらいしかならないのに、Win使用時はもっと熱くなっているような気がします。このためPCケース用の9センチ静音ファンを使って、強制冷却しています。

内蔵機能の未認識
私は使っていませんが、エアーマックや内蔵カメラが認識されないようです。
なお、ExpressCard/34は使用できます。

(2006/10/16補筆)
エアーマックと内蔵カメラについても、BootCampのVer.1.1.1で認識されるように修正されました。


17.マッキントッシュへ;Core DuoのMacBookProとブートキャンプについて

 このコーナーの更新をすっかり放っておいた間に、我家のパソコン事情は大きく変化しました。
 いままで、Windowsマシンで、ペンティアム4 1.8GHzのマシンを使用していましたが、2005年12月31日にCPUクーラーをファンレスに交換する際、ソケットを痛めてしまい瀕死状態でした。
 そこで、デュアルプロセッサーで発熱が少なく、かつ高性能のコア・デュオ(CoreDuo)でデスクトップを組み立てようと、最近まで最新情報をウォッチしていました。

 そこに飛び込んできたのが、Mac(Appleのコンピュータ)のインテル・デュアル・コア採用のノートでWindowsも動くようにすることができる「ブートキャンプ(BootCamp)」の記事。
 むかしMacを使っていた身としては「即買い」の衝撃でした。
 アップルからブートキャンプが発表になったのが2006年4月5日で、私が1.83GHz(T2400相当)のMacBookProを注文したのが4月8日、そして4月13日に到着し、4月15日にブートキャンプでWindowsXPを立ち上げました。
 マシンはカスタムで、メインメモリ1GB、HDD100GBに変更しています。

<参考記事>
 http://www.apple.com/jp/news/2006/apr/05bootcamp.html
 http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/20060412/116266/

 ブートキャンプの注意点は、WindowsXPインストール時に、CD-ROMが取り出せないこと。このため2ボタンのマウスをあらかじめ用意しておき、イジェクトボタンが使えるようになるまで、エクスプローラからCDドライブを指定し、右クリックのメニューで「取り出し」を行う必要があります。

 また、MacBookProでは、Windowsを走らせると、タッチパッドのタップが効かなかったり、入力したキーが表示される文字と異なる不都合があります。 たとえば、@の入力は「Shift+2」だし、( )や「 」は、それぞれ隣のキーを押さないと入力できないなど、結構思いどおりになりません。
 さらに、アルミボディのためか、Fキーの上あたりや底面がすごく熱く、パームレスト部分もかなり温かくなります。

 しかし、Windows専用マシンで、このスペックのノートを購入すると、25万円程度すると思いますが、Macが使えること、暗くなるとセンサーによりキーボードの文字が下から発光ダイオードで浮き上がるなど、大変グレードの高い作りとなっており、Windows使用がメインのマシンとして考えて購入したとしても、十分納得がいく買い物だと思います。

 ペンティアム4 1.8Gのデスクトップマシンとベンチマークを比較すると、だいたい2〜6倍の早さになっています。

 なお、起動時にMacかWindowsXPかを選択するためには、メインスイッチと「alt(option)」キーを同時に押し続けると、MacかWindowsXPかの選択ができます。
 また、MacからでもWindowsXPからでも、予めどちらを優先して起動するか選択できるようになっています。(WindowsXPの場合は、コントロールパネルに「起動ディスク」という項目が新たにできています。)


16.よいCDをより安く

 ここのところしばらくは、私のCD購入スタイルは、ネットショッピングばかりとなっています。
 今は「おすすめCD]コーナーにもある「MINA」のCD収集にはまっていますが、HMVやタワーレコードの輸入CDを多く扱っている大型店でも、そもそも品物が2〜3点しかないし、価格も通常版が3500円ほどもします。

 ところが、同じ品物がAmazonで検索すると1400円〜1800円くらいで出展されていることが多く、これに送料の350円ほどを加えた額で購入できます。

 このAmazonには、正規の商品の他に【マーケットプライス】という制度があり、新品や中古品が上記のように市価よりかなり安く出ています。
 私がこれまで購入したものはすべて【マーケットプライス】からですが、新品ばかりで商品には全く問題がありません。

 Amazon【マーケットプライス】のもう一つの楽しみは、出品商品がいつも変動していて、まさに、1点ものの格安商品が入手できること。自分が購入すると、たいてい次回はその商品は無くなっています。
 今回購入した格安は、MINAの「studio collection」。2枚組で、Amazon通常価格が3311円(1500円以上は送料無料)ですが、【マーケットプライス】で1460円(他送料340円)で新品が出展されていましたので即ゲット。その次からは【マーケットプライス】でも2400円くらいでしか出展されていません。(たぶん価格入力ミスだったのでは?)そのせいか、05/2/11に注文し、到着したのが3/24。通常は2週間以内に届くはずです。

 なお、MINAの場合は、彼女のWEBサイトで、百を超すすべての正規アルバムが掲示されており、しかも全曲視聴できるようになっています。このように、予め良いアルバムだけを絞り込み、Amazonで探すのが楽しみになります。
 Amazonでもメジャーなアルバムなら曲が視聴できるようになっている場合があります。

 しかし、ネットショッピングは予め商品やアーティストが決まっていないと探せないという制約がありますね。

 このような場合は、HMVやタワーレコードなど店頭でたくさんアルバム視聴できる店で気に入ったアルバムを探し、Amazonで探します。
 ただし、普通のアルバムはAmazonの送料込みと店頭価格があまり変わらないようですので、2000円程度なら店頭買いですね。

 
 


15.オーディオへのいざない(3)

我家のオーディオ装置は、この間、トランジスタから管球(真空管アンプ)へ大きく変わりました。
メインシステムのアンプは、管球式のSPARK MODEL765ELに変わりました。

 この間、プリアンプ(コントロールアンプ)については、バランス型のフィリップス(Philips)のLHH P700やクレル(KRELL)のKBLというモデルをヤフーオークションで入手するとともに、メインアンプ(パワーアンプ)にPASS LabのX−150を新品購入し使用していました。
 しかし、いずれも音はパワー感と鮮烈な鳴り方で素晴らしいのですが、くつろいで聴けるような雰囲気ではありませんでした。

 そんなやこんなで、ヤフーオークションで管球アンプを手に入れたことをきっかけに、上記のトランジスタアンプは、同じくヤフーオークションで手放しました。

 管球式アンプは、音に潤いと弾むような聴きやすさがあります。


【我家の使用オーディオシステム(2005/3現在)】

 
スピーカー (メイン)
KEF Reference Model 4
2002年購入
購入時約4年使用の中古
(サブ)
アコースティック・ラボ Bolero
98年購入
アンプ (メイン)
プリメインアンプ
SPARK MODEL765EL
2004年8月中古購入
(サブ)
プリメインアンプ
CREEK 4330SE
2000年購入
CDプレーヤー Philips LHH900R
LHHシリーズの紹介ページ
2002年購入
購入時約6年使用の中古
Marantz CD34 1986年購入
(19年使用)
Marantz CD80+DLT−1 2003年5月購入
購入時約13年使用の中古


 


14.オーディオへのいざない(2)

我家のオーディオ装置も変わってきました。
メインシステムのアンプに、安くていい音で有名なクリスキットのシステムを入れました。
また、CDプレーヤーのPHILIPS LHH900Rについて、興味がある方が沢山いらっしゃるので「PHILIPS LHH900R 解剖ページ」に画像をアップしました。

【我家の使用オーディオシステム(2003/5現在)】

 
スピーカー (メイン)
KEF Reference Model 4
2002年購入
4年使用の中古
(サブ)
アコースティック・ラボ Bolero
98年購入
アンプ (メイン)
プリアンプ
Chriskit MARK-8D

メインアンプ
Chriskit P-35V
2003年製作
(サブ)
プリメインアンプ
CREEK 4330SE
2000年購入
CDプレーヤー Philips LHH900R
LHHシリーズの紹介ページ
2002年購入
6年使用の中古
Marantz CD34 1986年購入
(16年使用)
Marantz CD80 2003年5月購入
13年使用の中古

 ※KEF Model 104は、アントネッロのSさんのレッスン室にお嫁に行きました。

 

13.オーディオへのいざない(1)

 我家のスピーカーは、今から25年前、大学生の時に購入したKEF Model 104とアコースティック・ラボのボレロを使用していました。
 KEF104は、素晴らしい低音と艶(つや)やかな高音が魅力ですが、中音域が細くてやや高音がまさる音質です。(瀬川冬樹氏のKEF104の記事へ
 一方、ボレロは声を中心として素晴らしい音ですが、やはり小型で104のような低音が聞こえず、自然に104も頻繁に聴くようになっていました。 しかし104が、もう歳である事や高音域がやや神経質な事を考えると後継機種の必要をずっと感じていました。

 そこでこの度、中古で入手したのが、同じKEFのReference Model 4というスピーカーです。これはフロアータイプで、1本52Kgもあります。
 さすがにフラッグシップモデルだけあって104より実体感と歯切れの良い低音、充実した中音域、そして艶やかな高音域をバランス良く聴かせてくれます。
 音質は、104と同様な密度のある音がします。KEFの音を聴いたあとにJBLやB&Wを聴くと、粉っぽい音に感じます。
 このレファレンス・モデル4は、形がスマートでない事と、独特のウーハー(低音スピーカー)構成に馴染みがないせいか、あまり数が出ていなかったようです。しかし、音の瑞々しさといい、歯切れの良い重低音といい本当にすごい能力のスピーカーです。

 一時的にスピーカー3セットとなってしまったため、我家のリビングはさながらオーディオショップのようです。

 【我家の使用オーディオシステム(2002/11現在)】
 
スピーカー KEF Reference Model 4 2002年購入
4年使用の中古
KEF Model 104 1977年購入
(25年使用)
アコースティック・ラボ Bolero 98年購入
プリメインアンプ CREEK 4330SE 2000年購入
CDプレーヤー Philips LHH900R
LHHシリーズの紹介ページ
2002年購入
6年使用の中古
Marantz CD34 1986年購入
(16年使用)

 これらのモデルの詳細は、また追ってご紹介します。


12.ADSLをより早く使うために

 我家では、2002年1月にADSL(eAccess 8Mbps)を導入しました。最寄りの電話局から直線でわずか500m。自ずと、高速接続への期待が増します。PCは、Windows98のPentiumU350でした。
回線速度を計測することができる「スピード・オン・アリーナ」というサイトで、期待を胸に速度チェック。
 ところが、思ったよりスピードが出ません。だいたい、1.8Mbpsくらいなのです。一応評価では「eAccess 8Mbpsとしては平均的です」と出ますが、統計的に示されている500mの場合の回線スピード平均値からは、とても納得できない数字でした。「まぁ、マンションの共用回線だからしょうがないかな。」とも考えていました。

 その頃、我家のゲートウェイのPCの起動がおかしくなり始めたので、LUPOの静音パソコンを2月半ばに購入しました。
スペックは、PentiumY 1.8GHzで、WindowsXPです。
家庭内LANで、PC3台をハブで結んでおり、どれからもインターネットに接続できます。

 これが大きな転機でした。再びADSLの回線速度を計測してみたら、一気に5Mbps以上のスピードが出ました。コメントも「eaccess 8Mbpsとしてはかなり速いです!おめでとうございます。」となりました。

 雑誌にもありましたが、Windows98までは、インターネットの信号処理をモデムを基準に設定してあるが、XPからはブロードバンドに最適に設定してあるようです。
この回線スピードのお陰で、10MBくらいのファイルのダウンロードは少しも気にならなくなりました。

皆さんも、ADSLなどブロードバンドにしたら、OSは是非XPに変更しましょう。

<追伸>
ADSLは、家からNTTまでの距離が大きく影響します。この距離を測るなら、次の所にアクセスしてください。
 NTT東日本
 NTT西日本

 NTTでうまく調べられない方は、ASAHIネットのアッカのページで直線距離を調べられます。

11.音楽をいい音で聴くために

 皆さんはどんな音で音楽を楽しんでいますか? 以前はオーディオマニアがたくさんいて私が毎週行く秋葉原は、それこそオーディオのメッカでしたが、今はコンピュータショップばかりで淋しい限りです。
 今はシステムコンポが全盛で、そこそこいい音で鳴らしていますが、音の追求のために何十万もの機器をそろえている人もいますね。
 演奏者の息づかいまで聞こえるいい演奏を聴くためには、やはりアンプ、スピーカーくらいはコンポ(専用機)でそろえた方が絶対によいですよ。
 ヴォーチェの練習では、濱田先生がよく良い演奏を比較で聴かせて下さいます。
以前は、自宅からボロのCDラジカセを持ってきて、聴かせて下さいましたが、今度ヴォーチェの経費でスタジオにオーディオセットをそろえました。
 演奏の善し悪し(特に漫然と聞く聴衆ではなく、音の1音まで磨き込む「演奏者側」のヴォーチェメンバーにとっては、聴く音の表現力の差は、演奏の善し悪しのポイントを掴むために大きな助けになっています。
 先ほど、いい音のためには高級アンプなどを購入する方が多いと書きましたが、WM(ウェッブマスター:ホームページ管理者)は、ここ2−3年で、目からウロコが落ちる体験をして、比較的安いアンプ、スピーカーで空気感や立体感まで伝わる音を楽しんでいます。
 それに比べると、日本製の高級アンプ、スピーカーはどれも音は立派だけれども、奥行き感がなく長く聴いていると疲れてしまいます。もやーとした音です。
 安くて素晴らしい音を楽しむポイントは、ヨーロッパ製のトロイダルトランスを使用した、軽くて薄いシンプルなアンプに、それとピッタリ合う同じくヨーロッパ製の小型スピーカーを探して組み合わせることです。
 これがピッタリはまった音を聞き比べると、世界が一変しますよ。
WMが使用しているのはアコースティック・ラボのボレロというスピーカーと、クリークオーディオの4330SEというアンプです。これは少し高めな組み合わせになるかもしれませんが、1万円、2万円台のスピーカーでもアンプとの組み合わせがピッタリはまると、20−30万円の品に匹敵するような素晴らしい音が出ます。

 イメージを伝えるとすれば、音の幕が一枚はがれて、弾むようなみずみずしい、立体感のある音になることです。

 (同趣旨、参考の話題がありました。Outlet-audio.comというところの「ホームオーディオ指南役」というページです。是非読んでみてください。)


10.知って得するコンピュータ小ワザ集

1 ホームページを広々見る
このホームページをご覧のコンピュータで、F11キーを押してみてください。
あーら不思議! 画面いっぱいに表示されるようになりましたね。
戻るためには、もう一度 F11キーを押すだけです。
さらに、F11を押して出てきた上部のグレーのバーを右クリックして、「自動的に隠す」をクリックすると、バーが上に自動的に隠れ、一層広く使えますね。
これも、ポインタを画面の上の外部まで持っていけば、自動的に出現しますよ。

9.いよいよ家庭内LANのスタート

●サブマシンとしてノートPCを購入
我家のPC環境は別にお知らせしたとおりですが、最近、妻が音楽関係の仕事でPCを使用することが多くなり、WM(Web Master:ホームページ管理者)と使用時間がバッティングすることが多くなってきました。また、WMの職場でもLANを使用していますが、職場のPCが少なく個人でPCを用意しないと仕事がはかどりません。
そこで、腹を決めて2001年1月中旬、ノートPCを秋葉原で購入しました。
東芝の業務用PCで「DynaBook Satellite 2210」。スペックは、モバイルセレロン500Mz(FSB100Mz)、12.1インチTFTでSVGA(800×600)、メモリは64MBで10/100BASEのLANがオンボードです。ハードディスク(HDD)は6GBです。買い値は税込み12万円。
オンラインショッピングではもっと安いノートPCもありますが、メーカー製としてはまあまあでしょう。ちなみに我家はみな目が悪いので画面の文字が大きくなるSVGA(800×600ドット)を探していたのでちょうどよかったです。(2週間後の1月末現在、すぐ近くのショップで99,800円で売っていました。(^_^;))
●職場と家庭の二重生活
このモデルのお薦めは、職場のLANの設定と、家庭内LANの設定は当然異なるわけですが、それぞれの設定を別々に保存しておいて簡単に切り替えることのできるその名も「一発チェンジャ」というソフトが付いていること。毎日家と職場との間でPCを持ち歩いている環境では本当に便利です。
欠点は、カーソルキーがキーボードの右端ではなく、一つ手前にあること。右端にはCtrlキーがあります。このためブラインドでカーソルを動かそうとすると、ついCtrlキーや別方向の矢印を押してしまうことです。職場用のPCなのになぜこのような配置になっているのでしょうね?知っている方がいらしたら教えてください。
●ノートPCの解像度競争は本当に必要?
ところで現在市販されているノートPCの画面は、解像度が可変といっても、XGA(1024×768)のモデルで解像度をSVGAに変えると、みな字がにじんでしまい使い物になりません(何とかならないのでしょうかね?)。今はXGAのような高解像度でないと高級ではないような宣伝が行われていますが、12.1インチぐらいの画面でXGAの解像度では、少し真剣にワープロでもやったらすぐに目が痛くなってしまいます。やはり機械より自分の身体を大切にした方がいいですよね。
●LANの構築で資源共有
さて、LANですが、GateWayGP-6、ペンティアムU350Mzに10/100BASEのLANボードを1280円で購入して設置し、ハブを通さないピアtoピアの設定としましたので、LANケーブルは「クロスケーブル」(5m、750円)を使って構築しました。
PCどうしをLANで結べばもうノートPCのHDD容量の小ささは気になりません。何しろドライブの「共有」さえしてしまえば、デスクトップPCのHDDはノートPCから自由自在に使用できます。
このため、ノートPCのHDDの容量を気にせずに音声ファイルの加工等が安心して行えます。
皆さんも2台以上のPCをお持ちでしたらLAN構築がお勧めですよ。
●メモリー増設効果
今回のノートPCは当初の64MBのままで使用開始しました。重い処理でなければあまり問題ないと踏んで出費を抑えたのですが、いくらCPUが早いといってもメモリーが少ないと全体の作動が「トロイ」ことを思い知らされました。
家のデスクトップは192MBのメモリーを積んでいますので、それに慣れてしまった感覚からは我慢できません。
そこで、64MBのメモリーを増設しました。ノーブランドのバルク品で値段は3,980円。これも「価格ドット・コム」で調べた店舗販売もしている秋葉原のショップです。店頭でDyna2210に適合しているか調べてくれてたので安心して購入でき有難かったです。ノートPCのメモリーは、「PC100対応 SO-DIMM 144Pin」までは一緒ですが、基板高が1.25インチや1.05インチのもの、全体の厚さ、など種類と相性が色々あることを知りました。せっかく買って帰ったものの「PCに装着したらコケてしまった」では悲しいしもったいないし、最悪ですよね。
増設はアッという間にでき、無事128MBのメモリー環境でサクサク動くようになりました。これも皆さんへのアドバイスですが、いくつもの雑誌で言われているようにWindows98で64MBのメモリーは「とりあえず動く」レベルのものであり、ストレスなく使用するためには、128MB以上にされたほうがよいと思います。

8.インターネット・セキュリティソフトのお勧め (2001/01/02)

●メールウイルスソフトの恐怖
ちまたではコンピュータウイルス対策ソフトがたくさん売られていますが、今までは「あんなものにお金はかけられない」と他人事に見ていました。
我家では、海外生活半分くらいの演奏者とのメールのやりとりを頻繁に行います。ところが、最近その中の一人がメールソフトでウィルスに感染したようです。幸い我家のパソコンには被害がありませんでしたが、何人かの知り合いに移ってしまったようです。
もちろんこのウィルスはコンピュータソフトですが、カゼの予防と一緒で、自分が感染予防すると共に他人にうつさないようにしなければいけません。このためには、いわゆるアンチウイルスソフトが必要です。我が身のことと実感したその1でした。

●不正接続切り替えの恐怖
また、ダイアルQ2(番号が 0990…で始まるぼったくり有料電話ですね)への書き替えも心配です。
一般には、Hサイトを見ていて、「情報をダウンロードする」ようなボタンをクリックした場合などに、不正書き換えプログラムをインストールしてしまうようですが、いつ何時遭遇するかもしれません。

●当面の防衛手段として
まず、接続先の不正書き換え防止策です。書き換え先は国際電話とダイアルQ2がほとんどでしょうが、これを防止するためのチェックソフトをKDDI(以前「KDD国際電電」)が配布しています。129KB程度のソフトですが安心のためにインストールしました。試しに自分で接続先を書き換えてコンピュータを再起動したら、バッチリ警告を出してくれました。(KDDIのダウンロードのサイトへ)
身に覚えのある不正プログラムのインストールなら防御できますが、いつの間にかの書き換えに対しては、このような防御プログラムに頼るしかありません。ヴォーチェのリンク集にも載せておきました。

インターネットセキュリティの画像次に、これからの時代に備え、我家のPCにもファイアーウォール(防御壁)をセットすることにしました。職場のコンピュータほどではなくても、何もないよりまし程度で「ノートン・インターネット・セキュリティ」という個人向けファイアーウォール・ソフトを7780円で購入しました。このソフトは、届いたメールにウイルスが含まれてないかチェックしてくれるほか、CookieやJavaアプレット、不要な宣伝などもチェック(ブロック)してくれるものです。
これを入れた後は、結構頻繁にCookieをブロックするメッセージがでており、改めてインターネット上での個人情報の流出や犯罪は個人の自己責任で防ぐ時代です。皆さんにも是非お勧めします。

7.無料メールのお勧め

●価格ドットコム 
 突然ですが、我が家の19インチ、トリニトロンTVの画面がおかしくなり始めました。もう12年も使い、途中で修理もしたのでそろそろ寿命かもしれません。
 そこでいろいろなお店をまわり、だいたい底値を把握したところで、思いついたのがヴォーチェのリンク集にもある「価格ドットコム」。そこではお店の店員さんの経費がかからない分か、市場とはひと味違った価格の世界が広がっていました。さらに価格ドットコムでは最安値が変動すると自動的にメールで通知してくれるサービスがあります。
 我が家の場合は、TVの置き場所がまだ確定していないため、すぐに購入するわけではありません。そこで購入目当ての製品の価格変動の自動通知を選択することにしましたが、ここで活躍するのが、無料メールの世界。
 インターネットの常識として、自分のプロバイダーからもらう通常のメールアカウントは、あまり公開したくありません。公開すると後悔します。(^^;)
●ライコス・メールシティ
 私が選んだのが検索サービスで有名な「LYCOS(ライコス)」のweb上(ホームページ上)で運用する「メールシティ( http://www.mailcity.lycos.ne.jp/ )」です。このいいところは、インターネットにつながったコンピュータから、面倒なメールの設定を一切行わずにメールの受信、発信などができるところです。これなら、出先でも海外でも自分のメールを簡単にチェックでき、また発信することができます。
 もっとも世の中はうまい話ばかりがあるはずありません。メールアカウントを入力し、暗証番号を入力できれば誰からも覗けてしまいます。つまりセキュリティは、暗証番号1つだけということです。ですから、誰に覗かれても平気だし、悪意で侵入し、暗証番号を書き換えられて自分で二度とアクセスできなくなっても困らないようなことに限って使うよう心がけています。
●いつでもどこでも
 そうそう、メリットはもう一つありました。実は、もう一つアネットという無料メールを使用していますが、これはちゃんとPOPアカウントなどを設定しなければならないメールなのですが、これを利用した通信のやりとりが、時間帯によっては混み合って全く接続できないのです。接続するまでのイライラ感と時間に制約がある時につながらなかったときの信頼性のなさは、いくら無料で仕方ないと思っていても問題があります。ところがホームページ上のメールであるライコスのメールシティは、どんな時もすぐにつながり、メールの送受信ができます。もちろんセキュリティが不安なメールで何でもできるわけではありませんが、日常の急ぎの用件はたいがいそんな問題ないものです。
 どうです?今回の最安値のリアルタイム情報受信にはうってつけだと思いませんか?

6.プレステ2の入手 (2000.5.20)

●プレイステーション2(PS2)の入手
皆さんキアヌ・リーブスの「マトリックス(MATRIX)」はご覧になりました? WM(ウェッブマスター)はGUNも大好きなので、息子と有楽町マリオンへロードショウを見に行きました。 これは絶対「DVD」を手に入れなくてはならない!! と決心しました。何しろ、[    ]このくらいの画面の内、ビデオでは[  ]このくらいしか映らないんですよね。DVDだとフルスクリーンで、字幕でも吹き替えでもドンとこいです。
ここでPC(パソコン)を多少たしなむ者として、DVD-ROMプレーヤーとソフトウェアによるPCモニター上での再生も検討しましたが、WMのPentiamU350Mz程度では再生が厳しいとの雑誌記事が気になりました。
そこで突然思い立ったのがPS2(PlayStation2)の入手。 2000年3月、息子に半額出させて購入することにしましたが、発売直後からどこにも売っていません。 3.4.5月と秋葉原や周辺を物色しましたが見つからず、無駄に時間を過ごしていました。インターネットでSONYのホームページやサーチエンジンでプレイステーション2を探しても申込みのページにはたどり着けません。
が、ひょんなことからPCfanの記事の小さな写真中に「プレイステーション・ドットコム」の画面が写っていて「申込み」という文字が見えるではないですか。
さっそくノミのような小さな字をたどり 「 http://www.jp.playstation.com/ 」を開いたら、何と39,800円を38,800円へ割引きまでして売っているじゃぁあーりませんか!! もちろんすぐさま申込み手続きをしました。きっと私のように、店頭にPS2が並ぶ日を待っている人が大勢いるのでしょうね。もちろんお店ではこのような購入方法を教えてくれるはずがありませんよね。お客を逃がしてしまうのですから。
これが5/10(水)の深夜で、5/13(土)の朝、宅配便で届きました。この間、わずか3日!! おまけに商品の到着を待つ間も、現在の商品配達状況が調べられるようになっています。 ああ、インターネットはどこまで生活に入り込んでくるのでしょうか?

1 WMの使用コンピュータ環境をお教えしましょう (99.10.17 2000.3.25補遺)

●コンピュータ:ゲートウェイ GP6-ペンティアムU350MHz
ゲートウェイ(Gateway)と言うとマニアっぽいですが、私がコンピュータを初めて買ったのが99年1月で、インターネットへの接続設定や仮想メモリーを変にいじくって画面表示がおかしくなってしまった際など、しばらくは24時間ユーザーサポート電話のお世話になりました。こんなにサービスがしっかりしているのはゲートウェイくらいではないでしょうか?
だいたい社会人がコンピュータをいじっていておかしくなるのはたいてい夜中です。この時間帯にいつでも専門家が電話で相談に乗ってくれるのですから本当に助かります。ですから初心者に適していると思います。もっともゲートウェイさんは、初歩的な照会ばかりで大変になってしまうでしょうが…。
サポートの方はさすがプロ! しろうとのしどろもどろの説明を聞いて、「ここのボタンをこう押して、このファイルがあったらそれを削除してみて…」とか、指示通りに聞いたこともない設定の表示を次から次へ開いていき、「ここの設定窓にチェックが入っていたらそれをはずして…」というような的確なアドバイスをしてくれました。
マックの表面的なインターフェイスしかいじったことのない私にはまったく理解できませんでした。「どこにそんなこと書いてあるんですか?」と聞いたら、「どこにも書いてないでしょうねぇ…」とのこと。それにしてもWindowsマシーンは複雑ですね。的確な指示も私などには「犬が星を見ている」ような感じでした。「どうしてマックのように一カ所いじったらいっぺんにあちこちの設定が自動で直らないんですかぁ〜?」と聞いたら曰く「所詮どすまし〜んですからねぇ…」とのこと。納得。
 2001/9月追加/// ところが…そのゲートウェイが2001年8月末に日本から撤退しました。私はもうパソコンはシャブリ尽くしたので他の自作マシーンでもよいのですが、やはりガレージキットから生まれたアメリカ企業は動きが激しいですね。
●メモリ−:192MB(64MB+128MB)
+128MBは、ヴォーチェのリンク集にもある「アキバPCホットライン」の安値価格情報を見て、99.5.15に秋葉原でバルク品を13000円で購入しました。その後、8000円台まで安くなりましたが、その後価格上昇し、3万円近くまで値上がりしました。でもコンピュータ関連商品の価格ほど値動きの激しいモノはありませんね。
それにしても、画像にしろ音声にしろワープロ以外にPCを使用するなら必ずメモリーの増設をお勧めします。バルク品でもメモリならたいがい動くのではないかなぁ。増設はメモリーの規格さえ間違えなければすごく簡単です。是非試してみてください。ただし、値段は毎週乱高下しますので最安値を確かめて購入することをお勧めしますよ。(でも増設作業は必ず自己責任で行ってくださいね)
●HP作成ソフト:HomePageBuilder2000&FrontPageExpress
最初はWindows98付属のフロントページエクスプレスを使用していましたが、プロバイダーのサーバを管理するためのFTPが難しいのと、画面を分割する「フレーム」を使用するため、ホームページビルダーをヴォーチェで購入しました。しかし、簡単な文章を作成する場合はフロントページエクスプレスの方が楽で、現にこの文章もフロントページエクスプレスで作成しています。最初にフロントページエクスプレスの解説本を購入したのが99.5.14で、5.19にヴォーチェの最初のHP(ホームページ)をアップしました。
●画像管理:スキャナー「SHARP JX-370」,ソフト「PhotoDeluxe」
メモリーを増設してあるため、大変軽快に作業できます。でも最近知ったのですが、Windows98はメモリー管理に欠陥があり、使用時間が経過するほど使用可能メモリーが少なくなってしまいます。このためPCに詳しい職場の同僚ツッチー君はメモリー管理のしっかりしているWindowsNTに乗り換えました。
スキャナーはもちろんUSB接続。簡単だし取り込み速度も速いです。ソフトの「フォトデラックス」はスキャナーにバンドル(おまけ)されていたものですが、HPで使用する分にはまったく不自由を感じません。ただ、画像に文字を入れることは難しい(文字レイヤーで1画面だけ入れられるようです)のでこの点だけ不満があります。
●CD-R/RW:Victor「XRW-4082D」
ヴォーチェの演奏をCDにするため、99.7月CD-R/RW(Victor:XRW-4082D バルク品27,800円)を購入し、IDE接続しています。ゲートウェイGP6は、5インチの拡張ベイが2つ空いていますので、ここは余裕で増設できました。
PCがペンティアムU350MHzと192MBのメモリを搭載しているせいか、4倍速書き込みで失敗したことはほとんどありません。ただ、WAVファイルのあるドライブだけはマメにデフラグをかけた方がよいようです。特にWAVファイルをハードディスクに作成する際は、デフラグ後に行った方がよいようですね。
それにしても音声データはメモリをたくさん使います。6.4GBのハードディスクがもう満杯になってしまいました。だいたいの目安で1分=10MBくらいのボリュームです。
第15回演奏会は少々時間が短かったのですが、必死で編集してやっと650MB=CD1枚分に納めました。
第16回演奏会も、楽器チューニングなどの曲間を秒単位で編集し、これもやっと73分50秒に納めました。
●レコーディングソフト:「B'sRecorderGOLD」
CD-R/RWにバンドルされていたレコーディングソフトのB'sRecorderGOLDは、使いやすいソフトです。9月にVer1.5にバージョンアップしたとの情報がPC雑誌に出ていたので、さっそくメーカー(株ビー・エイチ・エー)のHPから新しいドライバーをダウンロードしました。今回のバージョンアップでHDDのバックアップ機能が強化されたようですので、そのうち試してみたいと思います。
●音楽データファィル変換器:Roland「UA−30」
今までの演奏記録のCD/R化にあたり、パソコン内部のサウンドボードでも音声ファイルの変換は可能なのですが、周波数特性や電磁ノイズの問題があります。このため、外部でオーディオグレードの音質で音声ファイルを変換するための機材として購入しました。音質や使い勝手など使用上のレポートをこのページの別項に順次掲載していきます。
●音楽データファィル加工ソフト:「Cool Edit Pro LE」
UA-30にバンドルされていたWAVファイル等の加工ソフトですが、とても有名ソフトらしいのですが、すべて英語表記であることなどもあって、機能を使いこなせていません。しかし何といっても圧巻なのは、再生音の周波数特性が示されることです。これはこのページの別項でレポートします。
●音楽データファィル加工ソフト:MEGASOFT「ミュージックCDデザイナー」(2000.3.25)
クール・エディト・プロは、音声のWAVEファイル化には便利なのですが、演奏会記録をCDにする場合、曲間で次のトラックになるように、分割する必要がありますが、これができません。(本当はできるのにWMが機能の使い方を知らないだけかもしれませんが…。誰か知っていたら教えて下さい。)
そこで今までは、分割したい部分を曲間でCUT(切り取り)し、新しいファイルにペースト(貼り付け)していました。このためたびたび間違って切り取ったままにしてしまったり、二重に貼り付けてしまったりの神経を使う作業をしていました。
そこで、購入したのがこのソフト。60分くらいのファイルを再生しながら、マークをチェックするだけでWAVEファイルを分割することができます。作業能率がずいぶん上がりました。
おまけに、Landportの「MP3イントロパック」というMP3変換ソフトまでついていました。
●MP3データファィル加工ソフト:Landport「MP3イントロパック」(2000.3.25)
おまけについていた、Landportの「MP3イントロパック」ですが、ラ・ヴォーチェ・オルフィカのホームページに大きな転機を与えてくれました。
私たち演奏者は、理屈ではなく聴いていただき評価を受けてなんぼのものです。
このソフトを入手したことで、やっとヴォーチェの演奏の片鱗を皆さんにお聴きいただくことができるようになりました。
問題は、ファイルボリュームを1/10に圧縮できるとはいえ、1分の演奏でも1MBにもなってしまいます。
ヴォーチェのホームページは、WMの個人契約のプロバイダーのホームページスペースで運用していますので10MB分の枠しかありません。このため、ほんの少ししかお届けできないのです。
もう一つの問題は、MP3音声ファイルは、インターネットのスケールで他の画像ファイルなどと比べて見ると、どうしても巨大なものとなってしまいます。
このため、ダウンロードに時間がかかってしまいます。WMの接続環境(普通電話のアナログ回線と56Kモデム)ですと、わずか1分のMP3ファイルをダウンロードするのに3〜4分かかってしまうのです。こんなのが現在のインターネットの標準環境として、通信会社から押しつけられているプアーな日本の通信環境に怒りさえ覚えますよね。
世の中は、テレビなど映像と音声の組み合わせが当たり前なのに、日本のインターネット環境は文字と絵をやっとやりとりできる、戦前のようなメディア環境にあるのに、こんな通信環境で「IT(インフォメーション・テクノロジー)革命」だなんて、チャラチャラおかしくて笑ってしまいます。
日本はまたもやアメリカから通信環境の自由化を強要され、それによってしか変わらないのでしょうか。

2 ハードディスク増設 悪戦苦闘秘話 その1 (99.11.1) 【ページのトップへ】

●増設の経緯
CD−Rがあると、いろいろ音楽データを加工するようになります。練習や本番の音楽データを加工・保存するようになると、4GBあったハードディスク(HDD)のDドライブ(データ領域)があっという間に一杯になってしまいました。
また、コンピュータを最初にいじりはじめた頃、何がなんだか分からず、やたらとCドライブにプログラムをインストールしたり、アンインストールしたりしたものですからWindowsが不安定になってしまったため、意を決してハードディスクを増設することにしたのです。
何しろWindows98のファイルだけでも、元々250MBくらいのものが、いつの間にかゴミが溜まり、今や650MBもあります。早くも中年太り?
…許せません。許せません!許せないじゃぁありませんか。大掃除を行うことにしましたが、今のドライブはこのホームページ管理に使用していて、万一Windows98の再インストールに失敗したら、と考えると、うっかりフォーマットもできません。
なにはともあれ、今使用しているHDDがお釈迦になってはいけません。そこで、新たにHDDを購入し、そちらにそっくり一式Windows98をインストールし、とりあえず交代で使用することにしました。
●ATAPIにこだわって
何を隠そう、私はSCSIを使っていません。何しろ我が家のPC(パソコン)は最初からPentiamU350MHzとULTRA-ATA33の6.4GBですから、今のところ普通には何一つ不自由を感じないのですね。(ここまで読んで意味が分かる人はかなり少ないでしょうか。ゴメンナサイ)。
それより、SCSIカードって高いじゃないですか! ましてや接続コードだけでも数千円の世界。今やATAPIハードディスクやCD−Rなんか2万円くらい。どうしてコードやカードに万の単位のお金を出せましょうや?(実は、今はSCSIにしなっかたことを少し悔やんでいるのですけど。理由は続編でお話しします。)
●66MB/秒の誘惑
現在のHDDは、ULTRA-ATA33。これからの主流はULTRA-ATA66。データの転送速度が倍も違いますが一応下位互換のはず。今のPCにそのまま使用してもULTRA-ATA33として使用できるはず。
ところがPCに詳しい職場のツッチー君は、何やら今のマザーボード(440BX)では33や66MB/秒どころか、最悪の場合、認識しない可能性もある、などといい、安全のためATA33のハードディスクの在庫があるうちに買っておくそうです。さすがNTに乗り換えた人物だけのことはあります。
そのとおりなのです。今の(将来も)PCはいつまでも不完全な電気製品なのです。どうりで女性が好んで使うはずがありません。一方、おとこ(の子)には、部品をだんだん組み立てて完成させていくプラモデルと同一線上にあるオトナのオモチャなのです。
…迷いましたが、ここは潔(いさぎよ)く不完全品であることを受け入れましょう。もともと行き当たりバッタリのやっつけ仕事をこなすのが私の性分。何しろこれからは66になるのは間違いないし、いざとなったらPCIスロットに挿すULTRA-ATA66のカードの存在を知りましたので最悪でも増設用のHDDとして活かせます。
(HDDの規格や増設などについては、「PCfan」の10/15号に大変分かりやすい解説が出ていますよ。図書館等でバックナンバーチェック!)
●いよいよHDDの購入
秋葉原の小さいショップを何軒も回っていろいろ聴くと、そのまま大丈夫と言うところと、保証できないと言うところが半々。でも、「大丈夫」というショップの方が店員さんの雰囲気が確信に満ちていることが多かったので、購入決意しました。
10月1日ついにIBMの15.2GB(5400回転/ATA66)のバルク品を当時の最安値に近い13,900円で購入しました。(つづく)

2 ハードディスク増設 悪戦苦闘秘話 その2 (99.11.10) 【ページのトップへ】

●PCへの組み込み方法
いよいよPC(パソコン)に組み込むときが来ました。実は、HDDの増設に合わせてうまく使い分ける方法として、リムーバブルケースを用いたHDDの差し替えをもくろみ、そのドックと内蔵ケースも一緒に購入したのでした。ハードディスクはかなり熱が出ると聞きましたので、ここは奮発してファン付きのものを購入。ケースにはSCSI用とIDE用が別々にあるということもこの時知りました。(考えてみればあたりまえですよね)
ところがここで思わぬトラブルが待ち受けていました。何とゲートウェイの5インチベイの奥には「ねじ止め用」のピンがあって、ドックが半分くらいまでしか入りません。仕方なく、しばらくはPC内部の正規にHDDを設置する場所に新旧2台のHDDを並べて固定し、IDEケーブルをいちいち差し替えていました。
●33と66の互換性報告
肝心の互換性について報告します。私のPCは、今年の1月に購入したものなのでBIOSなどは大変フレキシビリティに富んでいる=いろいろな状況に対応できるように設定されているようで、心配していたHDDの認識などもまったく問題なくクリアーしました。(何もトラブルがないとレポートの意味がないですね。)
コードについても、パソコン雑誌によるとアースの分で線の数が倍もある水色の66専用のものを使用すべきというようなことが書いてありましたが、33で使用する限りにおいては問題がなさそうです。
●Windows98インストールの悪夢
さて、なんのトラブルもないのに「悪戦苦闘秘話」とは何?との声が聞こえてきそうですね。 ハード的にはとりあえず何とかなったHDDですが、問題は新しいHDDに対するWindows98のインストールにありました。
DOSの「FDISK」命令により1基本領域と2拡張領域を設定するのですが、最初は「拡張領域」の中に「論理フォーマット」を設定し、ちょうど良く使いやすい大きさに分割する(パーテーションを切る)方法が分からず、全領域1ドライブとなってしまいました。
(つづく)

2 ハードディスク増設 悪戦苦闘秘話 その3 (99.11.18) 【ページのトップへ】

●ハードディスクのベストの利用方法を求めて
前回お話ししたように、最初、15GB(ギガバイト)のHDD(ハードディスクドライブ)をすべて一領域としてフォーマットしてしまったものですから、次の2つの問題が生じてしまいます。
1.プログラムの領域とデータの領域が混ざってしまい、万一Windowsが調子わるくなったり、プログラム等が壊れてHDDがクラッシュ(要するに使い物にならなくなること)したら、すべてのデータを失ってしまうこと。
2.せっかくのWindows98のFAT32システムが、十分効率的に利用できないこと。
(PCに詳しい方には当たり前の話ですが、HDDは「セクタ」及びそれを束ねて最小記録領域の単位とした「クラスタ」という記録領域で管理されていますが、この管理のためFAT(ファット:ファイル・アロケーション・テーブル)という仕組みを使用しています。Windows95までは16ビットのFAT16、Windows98からは32ビットのFAT32も使用できるようになっていますが、FAT32の場合、500MB〜7GBまでは、4KBのクラスタサイズなのに8〜16GBでは8KBになってしまいます。もっとも、2GBまでしか管理できず一気に32KBもクラスタを使用してしまうFAT16よりは相当効率がいいのですが、やはり、無駄は許せなくなっているのです。気持ちの問題で…)
●1度目の失敗。遅きに失した後戻り
さて、初めてWindows98をインストールするシロウト(=私)は、FDISKで領域を確保して、次にWindowsをちゃんとインストールすれば後から馴染みのCドライブ、Dドライブとかに設定(分割)できるものと考えていたのでした。ところがせっかく何時間もかけてWindowsをインストールしたのに、どうやってもHDDの分割ができないのです。…あたりまえですが。またまた、職場のツッチー君に聞いてみたら、FDISKの最初のところで領域設定の指示を見逃していたのでした。ついに「エーアイムック(238):1から出直すパソコンインストール」という解説本を購入したのでした。
●シロウト向き? どすまし〜ん!
それにしてもWindowsパソコンは、いつになっても過去の遺物と思っていたドス(DOS)の上で、更にその「拡張領域」という「窓」を通じて動かしているという、「所詮ドスマシンですから」という某PCメーカーサポートの方の自嘲的なお話が思い浮かぶと共に、実感いたしました。
しかし、これも8ビットの頃からパソコンをかわいがっていたというスーパーDOS/V PCの使い手であるチズカ氏という私の師匠は、「マックはいじれないけどDOS/Vマシン(=Windowsのこと)は、いろいろ手が入れられるから楽しい」と、これもまたオトナノオモチャ大好きのノリで私に諭してくれます。
(つづく)

2 ハードディスク増設 悪戦苦闘秘話 その4 (99.12.1) 【ページのトップへ】

●2度目の失敗。一太郎のインストール先の迷い
さて、いよいよ2度目のFDISKコマンドとなりました。私は、Cドライブがいろいろなプログラムですぐにいっぱいになるのを恐れて、プログラムはDドライブにインストールするようにしています。このため一太郎Ver.9をDドライブにインストールしたのです。が、これが間違いの元。今となってははっきり覚えてないのですが、一太郎のような基本的なプログラムで巨大なものは、Windowsと同じドライブでないと作動がスムーズにいかないようなのです。一太郎のインストールをDドライブに開始してからどうも様子がおかしいと感じた次第で、せっかく綺麗な身になって再出発を始めたのに何かケチが付いたようで我慢できなくなりました。
こうして、第3回目のFDISKコマンドのお世話になることとなりました。Windows98の再インストールを行った方ならご存じのように、ドライバーの組み込みや、インターネットのダイヤルアップの設定など、周辺の作業がたくさんあり、これらの手戻りで10月1日の再インストール着手以来、延べ5日を費やすこととなったのでした。
その時のHDDのパーテーションは、次のとおりでした。

ドライブC:Windows98と基本的ソフト(2.5GB)
 〃  D:アプリケーションソフトとホームページ管理(2GB)
 〃  E:音楽データの加工と管理用の領域(5GB)
 〃  F:音楽データ保管用の領域(5.7GB)

3 音楽ファイルの作成環境について  (99.12.4)  【ページのトップへ】

●音楽ファイル作成:Roland UA-30 とCool Edit Pro の使用レポート
ヴォーチェの過去の演奏をCD/Rに焼くために、音楽データをパソコンに取り入れる必要があり、デジタルデータとアナログデータをパソコンの音楽用ファイルである「WAVファイル」に変換する機材の購入を検討していました。
候補は、カノープスの「DA-Port USB(23000円くらい)」とオンキョーの「WAVIO SE-U33HUB(15000円くらい)」でした。問題は、DA-Portの方はデジタル信号しか取り込めず、片やWAVIO SE-U33HUBはアナログ信号の取り込みしかできないことで、両方を扱うためには2機種購入しなければならないようだ…ということでした。
こうした時、10月下旬になって新発売されたのがローランドのUA-30でした。これは、デジタル、アナログ両方の入力端子を備え、WAVファイルにしてUSBで出力するというモノ。しかも値段は編集ソフトのCool Edit Proが付属して23800円。願ったり叶ったりで、さっそく購入しました。(つづく)
●魅力の添付ソフト クール エディット プロ (Cool Edit Pro)
UA−30を購入するまで、MD経由でサウンドを取り込んでいましたが、今回UA−30を利用してサウンドを取り込んでみて驚いたのが、レコードの元々の音の素晴らしさ。
添付ソフトのクールには、アナライザーといって、音の周波数特性を表示する機能がありますが、これでモニターすると、MDを通した音は、16000Hzくらいから上は、バッサリ切り捨てられていますが、アンプから直接UA−30を通した音は、倍音成分が2万Hzを超えてきれいに出ています。 【周波数特性の比較へ】
実際の音も、ペタッとした音から、透明感のあるみずみずしい音になります。
●しかし、致命的欠陥が
パソコン周辺機器の使用に当たっては、相性の問題が付いて回るようです。
我が家のパソコンとUA−30の場合は、USBドライバは、メーカー作動確認済みのものなのに、USBを接続したままパソコンを起動すると、毎回必ず、パソコンが起動画面でフリーズ(凍って動かなくなること)してしまいます。こうなると、Del+Alt+Ctrlの強制終了キーを押そうが、最終手段であるはずのパソコンの起動スイッチを押そうが、ウンともスンともいわなくなります。究極の破滅手段である、コンセント引き抜きしか回復手段がありません。
このため、UA−30を使い終わったらUSBコードを機器からいちいち外すようにしていますが、何しろ通常では使い勝手のよいUSB接続ですから、つい、つけたままで終了し、次回起動時うっかり起動して「フリーズ」→神様に祈ってコンセント引き抜き、というはめになります。
もちろんメーカー(ローランド)のサポートに原因と解消法を尋ねましたが、12/1現在では、「いくつかのパソコンでそのような症状が発生するとの報告が届いているが、原因はわからないし、修正ドライバ等を用意するかどうか決まっていない」とのつれない返事。
アメリカでは東芝が、起こってもいないフロッピードライブの故障の可能性のため、集団代表訴訟を起こされ、1000億円(でしたっけ?)もの和解金を払うようですが、ウチのようなケースでは万一ハードディスクがクラッシュすることも考えられるわけで、せめて原因を突き止めている最中です、くらいの対応は必要ではないかなと思う私でありました。ローランドさんは、訴訟中毒のアメリカ国民に賠償求められたら補償するんでしょうかね?

4 ディスプレィについて  (2000.2.11)  【ページのトップへ】

私の古くからの友人が、ディスプレィだけはけちるな、とずいぶん諭してくれたので、我が家ではSONYの特許であったトリニトロン方式と同じアパチャーグリルを使用した三菱のダイヤモンドトロン型17インチ・ディスプレィを使用しています。これは、ゲートウェイの通常のセットに+α支出して(わずか7,000円ですが)グレードアップしたものです。ちなみに家のテレビも小さいながらトリニトロンです。
私の職場では、業務用に球面型の普通(いわゆるシャドーマスクタイプ)の17インチをたくさん使用していますが、家のパソコンを使い慣れた目には、どれも何とも見にくくてしょうがありません。特に隅の方が見にくいのですが、ピントがはっきり狂っているわけでもありません。何というか、細かい文字が滲んで見えるような見にくさなのです。
同じようにテレビも、トリニトロンに親しんだ目には、他の家に遊びに行った際見る他メーカーのテレビは、発色が不自然だったり、全体に白っ茶けて見えていたり、やはり何となく見にくいのです。
ずいぶん身びいきのような意見に聞こえるようですが、やはり多くのプロが選ぶディスプレィは、高いけどそれなりの理由があるなと実感しています。
ディスプレーはパソコンと自分との最終的なインターフェイスですから、どのメーカーにしろディスプレィだけはいい物を選んだ方がいいと思います。

5 Windows2000へのチャレンジ(その1) (2000.2.21) 【ページのトップへ】

●7200回転20.5GBのHDD追加
さて、ホームページを管理するようになると、どうしても画像データの取り込みや画像処理、音声ファイルの加工などを行うようになります。
Windows98でこのようなちょっと重たい処理をしていると、たびたび「不正な処理をしたのでプログラムを強制終了する」というメッセージがでてフリーズしてしまい、これで苦労して加工したデータはパァになります。
マックでいえば爆弾マークですね。(懐かしい言葉ですがまだあるのかな?)私の場合は、ホームページビルダーでウェッブページに表を挿入して、文字や画像をいろいろコピーや切り貼り(カットアンドペースト)するとかなりの頻度で突然出くわします。
こうなるとコンピュータを再起動するしかありません。せっかく膨大な情報を表の中に打ち込んでも、これで総てを失います。そこで12月から考えていたのが「Windows2000」へのOSの乗換えです。
また、クールエディットで音声ファイルを加工すると、HDDとのデータやり取りで随分な時間を使います。
このため、別に高速なHDDを購入することとしました。
●ULTRA-ATA66での運用四苦八苦
3台目のHDDとして99.12.29に20.5GB(IBM:DATP37205:7200回転)の高速ディスクを18800円で購入しました。あわせてULTRA-ATA66での作動とするため、ABITの66HDD増設カード(HotRod66)を3480円(税込み)で購入。この値段で、1本1000円位もするULTRA-ATA66専用の80芯のコードが2本も付属します。あまりに安いのですが、日本語のマニュアルなし、Ver.1.0の代物です。
WindowsのPCIバスに接続し、ドライバーをインストールしたら、SCSIカードとして無事認識。すべてPCfan10/15号に書いてあるとおりです。
これで、お正月は66MB/Sの高速データ転送で、LPからCDへの音楽データ移行も楽勝であると確信いたしました。
ところが、その先がいけません。
HotRod66に刺した状態でPCの起動ドライブにしたいのにうまくいきません。PCfan10/15号には、いとも簡単に新しいHDDへのWindowsシステムの移行と起動ドライブ化が書いてありましたが、いずれもうまくいきません。
●もくろみ違いWindowsの移行(コピー)失敗
マザーボード(M/B)のIDEに現在のドライブを接続、PCIバスのHotRod66カード(HR66)に20.5GBのHDDを接続し、これをG、H、I、Jの4つのドライブにパーテーションを切り、CからGにWindowsのシステムをそっくりコピーしようとしましたが、いろいろな本に書いてあるいろいろなXCOPYなどDOSコマンドを用いたテクニックを用いても、私の何かがいけなかったためか、結局うまく移行できませんでした。
このため、結局20.5GBに新たにWindows98システムディスクから再インストールすることとなりました。またまた矢でも鉄砲でももってこいのFDISKです。これがわたしの迎えたミレニアム2000年でした。
(つづく)

5 Windows2000へのチャレンジ(その2) (2000.11.4) 【ページのトップへ】

この話題は春以来久しぶりになってしまいましたね。申しわけありません。
結局、安定作動を求めた私のWindows2000へのチャレンジでしたが、想像されてはいましたが大きな問題で挫折しています。
そう。周辺機器がうまく作動しないのです。特に致命的だったのはスキャナーが動かないこと。機種はSHARP JX-370であることはすでにご紹介しましたが、そんな古くないUSB接続の機種なのにSHARPではJX-370用のWindows2000のドライバーを提供してくれません。もともとNTに対応していなかったから「買ったお前が悪い」と言われるでしょうが、当然アップデートのドライバーが提供されてもよいと思っていました。32ビットに置き換えられない16ビットの基本的な命令を使用しているのかなとも考えますが、同じ製品でもSCSIタイプはNT対応ですから、本当は可能なのでは?シャープのホームページには何のコメントもありません。皆さん、製品を購入する時はこのようなアフターケアーの善し悪しにも注意しましょう。
また、Windows2000では安定していると言われるCD/Rのオンザフライの書き込みも失敗します。
さらに、HotRod66も認識しないようで、これに増設した15GBのHDDのデータ(主にヴォーチェの演奏会のWAVファイル)も利用できませんでした。
そんなやこんなでWindows2000の正式版への乗り換えは行いませんでした。家庭で趣味用の使い方では、まだまだWindows98の方が便利なのでしょうか。

 


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