LaVoceOrfica

管理者の おすすめCD


このコーナーでは、ヴォーチェ(というか私)のお勧めCDをご紹介します。
たくさんありますが、
順次追加していきます。 2014/04/04追記

○ジャズ、ポピュラー系はこちら
○クラシックはこちら


 CDジャケット ジャンル 表  題
演奏者
コ メ ン ト レーベル
CD番号

(DALLA TERRA)



(Canzoni d'Autore)
NEW

カンツォーネ

ヴォーカル
DALLA TERRA
”ダッラ・テッラ”

MINA
(ミーナ)


Recorded 2000
イタリアのカンツォーネの女王「ミーナ」が宗教曲ばかりを入れた異色のアルバムです。
第1曲目のMarco Frisinaの「マニフィカート」の地を這うような重みのある歌や、第9曲目の「Pianto della madonna(モンテヴェルディの「ラ・シャーテ・ミ・モリーレ」)」の歌い切りのすさまじさなど、歌に心をのせるということがどういう事かよく分かります。
 参考サイト→こちら

【追記2】2011/05/25追加
NHKが2011年春にBSで放映した「アメイジングヴォイス」〜世の中にはまだ知られていない、人々の魂を揺さぶる驚異の歌声がある〜とのふれこみで第2回目に取り上げたのが「MINA」でした。
本当に取り上げてもらいたかったのは、最新作の中の「アモーレ ディスペラート」のような、切々とかつ朗々と歌い上げる曲ですが、残念ながら番組では、古い時代の歌が結構取り上げられていました。是非必聴です。

【追記1】
MINAは、1950〜70年代に日本や世界で一世を風靡しました。しかし、今普通に廉価販売されている「砂に消えた涙」のようなアルバムは、そのころの初期のものばかりです。これら初期のものは、私には古くさく軽いノリのように感じられてしまいます。きっとそれでMINAが評価されてしまうのでしょうが、大変残念です。

(2011.5.25追記)たとえば、この曲を聴いてください。Il Corvo
「カラス」という題名ですが、つぶやくような歌唱から果てしなく盛り上がり、最後は絶叫し、そして果てる。こんな歌手が他にいるでしょうか。
(アルバム:Caterpillar)

(2014.4.4追記)さらにCaramellaというアルバムに収められた
Amore Disperatoもすごいです。

日本の音楽シーンで、現在あまり取り上げられていない80年代以降のMINAのアルバムは、素晴らしい歌唱力とアレンジで、初期のころと全く別物のようで、本当に素晴らしいものです。

購入するなら、80年代から現在に至るアルバムが断然お勧め。それらが日本であまり紹介されていない(日本版が発売されていない)のは本当に残念です。
MINAは、彼女のWEBサイトで、百を超すすべての正規アルバムが掲載されており、しかも全曲視聴できるようになっています。

<手持ちCDのうち、お勧めするアルバム>
1.全曲すばらしいアルバム
  Dalla Terra Magnificat
  Canzoni d'Autore
  Viva la Diva ( Coleccion Latina と同一内容)
  Napoli
  Napoli: Secondo Estratto
  Si,buana Vol.1、2
  Love Collection

2.素晴らしい曲がたくさん含まれているアルバム
  No. 0
  Studio Collection
  Olio
  Veleno

これらは、Amazonで2000〜2500円程度で購入できます。
 
Sony
4996212

(輸入盤)

(試聴)
曲を選び「ascolta」というボタンを押し、「click to play」をクリックするとダウンロードされ曲を視聴できます)


(歌詞)
ROCK
ヴォーカル
FALLEN
”フォールン”

EVANESCENCE
(エヴァネッセンス)

Amy Lee vo
Ben Moody g
Recorded 2002
この腰を引いてしまいそうな衝撃的なジャケットを店頭でご覧でしょうが、それで判断してはいけません。
ロックのイメージを覆す、全曲哀愁とエイミー・リーの天才的なヴォーカルで聴かせる名盤。
特に、4曲目、9曲目のメロディーは何と美しく、歌の素晴らしいいことか。(歌詞の内容も泣かせる)

グラミー賞受賞。
EPICレコード
EICP 253
(国内版)

(輸入盤)(試聴可)
JAZZ
ヴォーカル
Crazy and Mixed Up
”枯葉”

Sarah Vaughan
(サラ・ヴォーン)

Joh Pass g
Roland Hanna p
Andy Simpkins b
Harold Jones ds

Recorded 1982
特に6曲目の「Seasons」が素晴らしい。エネルギーをつなぐというイメージがよく分かります。
終止音の切り方、上の音へのエネルギーの上げ方など、これ以外のトラックも、4.5.8などスローバラードを中心に、聴き込めば聴き込むほど勉強になる名盤です。
PABLO
PACD-2312-137-2
(輸入盤)(試聴可)

パブロ
VICJ-61079
(国内版)
JAZZ
ピアノ
トリオ

ホーン
LEFT ALONE
”レフト・アローン”

Mal Waldron p
(マル・ヴォルドロン)
Julian Euell b
Al Dreares ds
Jackie McLean as

Recorded 1960
ビリー・ホリデイに捧げたアルバムですが、心に染み入るようなマルのピアノと1曲目にゲスト出演したジャッキー・マクレーンのサックスがスゴイ。
どの曲をとっても、粘るようなピアノと歌心。
JAZZ入門の必聴アルバム。
BETHLEHEM
30222
(輸入盤)
 CDジャケット ジャンル 表  題
演奏者
コ メ ン ト レーベル
CD番号

(Fur Elise)


(Brams Walzer)
CLASSIC
器楽曲
ベートーヴェン
エリーゼのために
「Fur Elise」

Evgeny Zarafiants
(ザラフィアンツ)

Piano
エフゲニ・ザラフィアンツの弾く「エリーゼ」。日本では初心者がたどたどしく弾く曲のイメージが定着してしまっていますが、とてつもなく繊細で美しく、何と多くの物語が含まれている曲なのでしょうか! ザラフィアンツは心でそれを紡ぎ出しています。知られざる天才ですね。
アルバム中、6曲目ショパンのノクターン20番「遺作」の美しさも特筆もの。

別のアルバム「ブラームス ワルツ」(写真下)でも第1曲目ワルツ作品39はじめ、すべての曲で素晴らしい音楽性を聴かせてくれます。アルバム全体の音楽性ではこちらの方がお勧めかな。(ALCD-7087)

それにしても、ピアノという楽器は音が消えたあと、音と音の間にこそ本当の歌心が顕れますね。
ALM RECORDS
(コジマ録音)

ALCD-7088
(国内版)
CLASSIC
器楽曲
ドボルザーク
スラブ舞曲 OP.46、OP.72

Artur Rodzinski
(ロジンスキー)

Royal Philharmonic Orchestra
1955年春のモノラル録音ですが、哀愁を帯びたスラブのメロディーと、舞曲のリズム感が素晴らしい名盤です。
是非一聴を。
Westminster

289 471 202-2
(輸入盤)
CLASSIC
器楽曲
ブラームス
クラリネット五重奏曲ロ短調 OP.115

Leopold Wlach cl
(ウラッハ)
VIENNA KONZERTHAUS QUARTET
クラリネットの名手ウラッハによるモーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲ですが、特に凄いのがブラームスの第一楽章。
天にも吸い込まれそうな緊張感のあるクラリネットの演奏が神懸かり的。
演奏年代にかかわらず、名演はいつまでも永遠。
Westminster

MVCW19020
(国内盤)
CLASSIC
声楽曲
モンテヴェルディ
Il Secondo Libro
De' Madrigali
マドリガーレ集第2巻

Rinaldo Alessandrini
(アレッサンドリーニ)
Concerto Italiano
拍節、音符から解き放たれた音楽、言葉そのもののエッセンス Opus111
OPS 30-111
(輸入盤)
CLASSIC
宗教曲
モンテヴェルディ
VESPRO della Beata Virgine
聖母マリアの夕べの祈り

Jordi Savall
(サヴァル)

La Capella Reial
宗教音楽の珠玉の一曲「聖母マリアの夕べの祈り」
これを知らずにあの世にいっては絶対悔いが残る。
数あるVesproのCDの中で、J.サヴァルの演奏はラテンのリズムとカンタービレの極みで出色。
ASTREE
E8719
(2枚組)
(輸入盤)
CLASSIC
器楽曲
ヴィヴァルディ
Le Quattro Stagioni

”四季”

Fabio Biondi
(ビオンディ)

L'Europa Galante
かつてのバロックブームの火付け役ですが、お気軽音楽との印象が。
いやいや、この演奏はジャズのセッションそのもの。 ほとばしる音楽とはこのこと。やっと本来の姿が見えました。この曲が元々持っていたポテンシャルの高さが演奏で鮮明に。
「四季」を食わず嫌いの方がいらしたら是非お試しを。
Opus111
OPS
56-9120
(輸入盤)
CLASSIC
器楽曲
メンデルスゾーン
Sonatas for Cello & Piano

”チェロソナタ”

Christophe Coin
(コアン)
Patrick Cohen
サヴァルとも共演するコアンと、素朴な音のするフォルテピアノのコーエンとのアルバム。
大きなアゴギーグと微妙な和音の移り変わりが、これもまたジャズのセッションのように対話していきます。
L'OISEAU-
LYRE

430 245-2
(輸入盤)

 


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